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住宅コラム

長野県で暖かい家は「空気を逃すな!」高気密の家づくり3つの秘訣

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高気密な家って暖かくて涼しいけど、何を気をつければいい?

長野で暖かい家を建てるには、いくつかのポイントを押さえることが大切。

押さえるべきポイントは以下の3つです。

  • 最優先は気密
  • 適当な気密は家を腐らせる
  • 機密の高い家づくりは高度な技術が必要

 

この記事では、高気密な家を建てたいけど失敗したくない!という方へ、「性能・施工・知識」をポイントに最速で判断できるハウスメーカーの選び方をご紹介します。

 

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現場監督と営業の二刀流の筆者が、暖かい家づくりの秘密を解説します。

 

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長野県で暖かい家づくりは「空気」を逃さない!高気密住宅の3つの秘密

長野県で暖かい家を作るには「空気が逃げない家」を作ることが大切。

そのために知っておくべき知識は3つです。

  • 秘密①家づくりの最優先は気密
  • 秘密②適当な気密は家を腐らせる
  • 秘密③機密の高い家づくりは高度な技術が必要
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これがわかれば営業マンに騙されません。

秘密①家づくりの最優先は気密

 

ふたの空いた水筒の画像

気密がなければ、たとえ断熱材が優れていたとしても、断熱も換気も湿度調整もができず、温度の保てない家となってしまいます。

サーモスの水筒に暖かいお茶が入っていても、蓋が開いていたら30分もせずに冷めてしまいます。

このようにどんなに高性能な水筒でも蓋(気密)がしまっていないと、効果を出すことができません。

一般的に気密の定義は、C値で表されます。
高気密住宅と言われる家では、C値=1.0㎠/㎡という数値になり、この数値より低い(1.0より低い)ものがより高機密で暖かい家ということです。

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暖かい家を建てたいなら、C値は低いほどGOODです

逆に、断熱性能が0のビニールハウスはどうでしょうか?
断熱はほぼありませんが、気密が保たれていることでビニールハウスの中はボイラーを焚くと暖かくなります。

極論、気密の無い家は、ビニールハウス以下ということになります。

したがって、気密が確保されていないと、断熱も無意味に、また換気もうまくできません。まして湿度調整などは夢のような話になります。

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どこまで行っても優先順位は気密が第一優先になります。

 

秘密②適当な気密は家を腐らせる

ある程度の気密がいちばん家を腐らせます。

家にとって、気密は「完全に確保」または、「全くとらない」の2択しかありません。中途半端がいちばん良くないです。

中途半端な気密の家は、周りと比べ集中的に外気(夏の湿気のある空気、冬の極寒の空気)が入ってきます。

侵入した場所で、冷気と暖気がぶつかり結露を起こします。結露した場所にカビが発生し、家を腐れせていきます。

中途半端な家が引き起こした、ナミダダケ事件とうものがあります。

これは、1971年オイルショックの時に北海道で起きた、約新築の床が半年で腐って抜けたという事件です。

光熱費を減らすために、安易に「断熱すれば暖かい!」という点で、壁に断熱を入れてたのはいいものの、床下の気密がしっかりと取れておらず、床下に結露が発生。そして、カビ(腐朽菌)が木材を腐らせて、床が抜けるということが起きました。

しかも何千棟と家が腐ったこともあり、ナミダダケ事件として歴史に残っています。

では、気密が全く取れていないスカスカの家はどうでしょうか?
外と同じ温度に家がなるので、柱や壁も同じ温度になり、結露が発生せず腐ったりしません。もちろん寒いです。

ということで、気密をとるなら、徹底的にとる!が大切です!

 

秘密③機密の高い家づくりは高度な技術が必要

 

気密に関しての施工は、かなりシビアです。隙間が1mmも空いているような状態は、異常です。先ほどの家が腐る原因になります。

1mmって!そんな隙間できないでしょ?と思われますが、新築では隙間はありません。しかし、年月を経過したときに隙間できますよね?

家は常に風や地震などで揺れたり、材料の変化で木の水分が抜けて細くなり、隙間が発生してきます。

家全体で換気扇以外の穴で空いている場所がないことが、気密を確保する上で絶対条件です。

さらに注意が必要なのは、自然と気密が悪くなってしまう部材を選んでしまうこともあります。

簡単にご紹介すると、引き違いの窓は気密が悪くなります。窓のレールの下や窓の召合わせは、密閉することができないので、空気が通り抜けてしまいます。特に外に出入りする引き違いの窓には注意です。

 

長野で暖かい家を作れるハウスメーカーの選び方

簡単に3つの質問を営業マンに聞いて見れば、暖かい家を作れるハウスメーカーの答えがわかります。

 

 

選び方①.「C値は0.7㎠/㎡以下」であることを確認する

 

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まずダイレクトに、気密の性能の指標である「C値」を聞きましょう。


一般的に高気密の家というのは、

C値=1.0㎠/㎡以下

と定義されています。

経年劣化を考えて、0.7㎠/㎡以下を目指すことをお勧めします。

質問した答えが、0.7㎠/㎡以上の性能であったり、ひどいところでは返答ができない会社もありますので注意が必要です。
C値に関して理解がない会社は選択肢から外れます。

C値は、建てた後では壁を全て剥がさないとやり直しができない工事ですので、会社選びはとても大切になります。

 

 

選び方②.標準仕様の窓の種類を確認して、気密性能を確認する

 

窓の種類は、簡単に3種類です。引き違い窓・滑りだし窓・FIX窓。窓の種類によって気密の違いが出ます。

滑り出し窓はしっかりと閉めることができますし、FIX窓は開けることがないので、隙間はありません。

聞くべき質問は、「標準の窓が引き違いを使用しているかどうか?」が気密に対する考え方を真剣に考えているかどうかになります。

リビングでよく使われる引き違いの大きい窓は、1つ入れるだけでC値が0.1㎠/㎡悪くなります。

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何も考えずに、一般的な引き違い窓にするのは機密にとっては悪要素。窓の選択は注意が必要です。

選び方3.レンジフードを回して玄関の開きを確認する

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レンジフードと気密に関係あるの?

と思うかもしれませんが、C値を体感するポイントがあります。

レンジフードを回した後に、玄関ドアを開けてみてください。

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空気によってドアが開きにくくなるか?がポイントです。

かなり力を入れないとドアが開かないという家は、相当気密が高いです!
C値は0.5cm2/m2以下ぐらいはあります。

玄関ドアがすーっと抵抗無く開いた。
その場合は、レンジフードが同時吸排を採用しているかを確認してください。同時吸排がある場合は、気密が高い家です。同時吸排をしないとうまく換気ができないからです。

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玄関ドアもすーっと開く、同時吸排のないレンジフードの家は、気密が悪い家です。どこからか、空気が入り込んでいる証拠です。

長野県の気候の特徴

長野県は、独自の気候特性を持っています。県内は主に山岳地帯で構成されており、標高差が大きいため、地域ごとに気候が異なります。北部は冬に豪雪地帯。一方、南部は比較的温暖で、夏は高温多湿になります。中央高地は四季がはっきりしており、夏は涼しく、冬は寒冷です。

地域によっては、冬は-10℃を下回る気温で札幌ぐらい寒くなります。また夏は35℃を超える地域もあります。全国でも年間を通じて温度差が激しい地域です。また住宅業界では、暑さも寒さも考えた家づくりでなければいけない!という施工技術が求められる地域でもあります。

暑さや寒さの両方を考えた家づくりをする際に、基本的に高気密な家でなければ、冷暖房の計画が成り立ちません。というのも、20〜30年ほどは、夏は冷房が不要でしたが、今は冷房が必須になっています。ただ暖かい家だけでも快適に暮らせなくなってきています。

長野で暖かい家を作るなら|高気密高断熱の「エル・ティー・ホームズ」

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長野県で暖かい家をお考えなら、エルティーホームズがぴったりです!

エルティーホームズでは、上記の基準を全てクリアした家づくりができます。

 

\エルティーホームズの家づくりのポイント/

 

  • 気密は、C値0.1〜0.3cm2/m2
  • 滑り出し・FIX窓が標準使用
  • レンジフードを回した時→ドアは全く開かない

 

 

エルティーホームズでは、FIX窓の使用、コーキング処理またはウレタン充填などを行い、気密を完全に確保できます。

そのため「C値0.1〜0.3cm2/m2」といった高機密な家づくりが可能です。

レンジフードを回した際も、子供の力ではびくともしないほど、玄関のドアはぴっちり閉まっています。

エルティーホームズ独自の機密処理を行うことで窓周りの空気の漏れを防ぎ、冬場には結露を防ぐことができます。

さらにエルティーホームズではHEAT20G3(ヒート20G3)にも適合!

冬でも暖かく、夏でも涼しく過ごせるように設計されています。

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窓周りの気密処理が甘いと結露してしまうのですが、エルティーホームズでは大幅に結露を減らすことが可能です。

まとめ

「高気密な家」言葉では、いくらでも性能値を伝えることができますが、実際にできている家がどのようになっているかを体験して、知っていることが大切だと思います。

遠慮せずに、どんどん質問してみましょう。

 

  1. C値はいくつですか?
    → C値は0.7cm2/m2以下であること
  2. 標準の窓の種類はどのようなものですか?
    → 滑り出し窓 and FIX窓 引き違い窓は要相談
  3. レンジフード回してもいいですか?
    → 玄関ドアを開けて、抵抗を確認。同時吸排か確認。

ですので、高気密高断熱の家をうたっている会社で、ぜひ実験してみてください!当然、世の中には高気密を主に考えていない会社もあります。

お互いミスマッチな家を建てることが一番の失敗になります。
この知識を活用して失敗しない家づくりを1人でも多くしていただけたらと思います。

 

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