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住宅コラム

結露しない家のハウスメーカー3選|選び方のコツも解説

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疑問女性

結露しない家を建てたいけれど、どのハウスメーカーが良いのかわからない…

結露というと窓ガラスを思い浮かべますが、住宅内で起こる結露はそれだけではありません。

押入れ、棚の中、家の構造部分などの結露も防ぐ家を建てることで家の寿命が伸び、アレルギーを防ぐなど人体へのメリットも多くあります。

今回は、窓ガラス結露(表面結露)はもちろんですが、押入れや家の構造部分の結露(内部結露)もどちらも防げるハウスメーカーを3社紹介します。

 

結露しない家のハウスメーカーはこちら

  • 一条工務店
  • スウェーデンハウス
  • ファースの家

 

結露しない家に大切なことは以下の2点です。

  • 断熱性能が高い
  • 湿気を抑える

 

これらの対策がなされているハウスメーカーをご紹介します。

 

結露しないハウスメーカー3選

結露対策に優れたハウスメーカー3社と、その技術を紹介します。

  • 一条工務店
  • スウェーデンハウス
  • ファースの家

結露しない家は断熱性能が高く、湿気に強いことが必須。

これらのハウスメーカーはそれぞれを十分に満たしています。

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所長

結露を防ぐには結露の仕組みの理解が必要!それらを理解しているメーカーを選びましょう

一条工務店

一条工務店は住宅性能にこだわった、日本の大手ハウスメーカーの1つです。

一条工務店が採用している結露対策の中から、2つの技術を紹介します。

ロスガード90

ロスガード90は最大90%の温度交換効率を誇る熱交換換気システム。

熱交換換気とは外気と室内の温度を「熱交換」しながら換気することで、快適な室内の温度を外に逃さない技術です。
外気に影響されずに家全体の温度を一定に保つ=結露を防ぐことに繋がります。
また排気される空気が、給気内に含まれる湿気を回収して屋外に排出する、湿度交換機能も備えています。

また結露が起きやすい冬だけでなく、夏場に換気をしても室内がジメジメすることなく、快適な湿度を保てるでしょう。

エアーフローシステム

一条工務店のエアーフローシステムは、断熱材の外側に通気層を設けることで、壁内の湿気を効率よく排出する技術です。

この通気層は家全体に設けられており、湿気がこもらないよう工夫されています。

また、一条工務店で使用される「高性能ウレタンフォーム」や「EPS」などの断熱材は、水分を含みにくい特性があります。

例えば、断熱材の1種であるグラスウールと比較すると、高性能ウレタンフォームは約120倍も湿気を通しにくいのです。

これらのシステムにより、点検しづらい壁の中の結露を抑制しています。

スウェーデンハウス

北欧風のデザインが特徴的なスウェーデンハウスです。

スウェーデンハウスが取り入れている結露対策の中から、2つの技術を紹介します。

木製サッシ3層ガラス窓

スウェーデンハウスの木製サッシ3層ガラス窓は、木製サッシに3枚のガラスを組み合わせたもので、一般的な2層構造よりも断熱性が高いです。

また木材は、樹脂の約1.4倍、アルミの約1,700倍の断熱性能があります。

そのため外気の影響を受けにくいのです。

全熱交換型換気システム

全熱交換型換気システムは、外気を室内の温度と湿度に近づけてから各部屋に供給するシステムです。

スウェーデンハウスの熱交換率は80%で、室内の温度を一定に保ちながら換気を行います。

このシステムでは住宅の空気は2時間に1回入れ替わるよう設計されており、家中くまなく換気が可能です。

ファースの家

健康で快適な住宅を提供するファースの家です。

ファースの家では、以下の2つの技術で結露対策を行っています。

ファースシリカ

ファースシリカは住宅用シリカゲルで、住宅を建てる際に床下に敷き詰められます。

床下にファースシリカを200kg敷いた場合、その給水量は約150kgにもなり、この強力な吸湿力で住宅の結露を防ぎます。

また部屋の空気が乾燥しているときには、ファースシリカが抱えている水分を放出して、理想的な住宅の湿度とされる40〜50%程に加湿も可能です。

このようにファースシリカは吸湿と加湿の2つの役割を果たし、結露しない快適な住環境を作り出すことができます。

健康空気循環システム「AIキット」

AIキットは、熱交換率96%という日本トップクラスの性能を持つ、ファースの家の空気循環システムです。

このシステムでは、高効率型熱交換器で室内の温度・湿度に近づけた外気を、サイクル用送風ファンユニットによって床下に送り込みます。

床下に送り込まれた空気は壁を伝いながら上昇し、家全体を循環することで、住宅内を同じ室温に保ちます。

24時間換気をし続けても、室温・湿度がほとんど変わらないため、結露対策にとても効果的です。

結露しない家を建てるハウスメーカーの選び方

選び方①高気密高断熱のメーカーを選ぶ

結露は「温度差」と「過剰な湿度」の2つが揃うと発生してしまいます。
高気密高断熱住宅なら、この2つの問題もクリア!

家の隙間を小さくし、断熱性を高めることで、外気の影響を受けにくくし、室内の温度差を抑えます。
結果、壁や窓の冷却を防ぎ、結露の発生を抑制します。
また、隙間が少ないため外からの湿気を防ぎ、湿度の上昇を抑えます。

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ただし、換気システムの性能が不十分だと湿気がこもることもあるので注意が必要です。

では換気システムはどのようなものが良いのでしょうか?

選び方②換気・除湿システムの能力

換気・除湿システムの性能を確認することも欠かせません。

これらのシステムが適切に機能しないと、住宅内に湿気がたまりやすくなり、結露を発生させる可能性があるからです。

特に高気密住宅は家の隙間が小さく、自然な通気が少ないので、換気システムは結露対策の要と言えます。

まずはハウスメーカーを選ぶ際に、全館換気システムや24時間換気などの最新技術が導入されているかを確認しましょう。

これらのシステムは、家全体の空気を循環させ、湿気を効率的に排出できるのでおすすめです。

また、住宅にどのような除湿システムが備わっているのか確認することも重要です。

一見同じような除湿システムに見えても、ハウスメーカーによってその手法や性能は異なります。

どの程度除湿できるのか、部屋によっては追加で除湿器や加湿器の購入は必要か、など確認できると良いでしょう。

選び方③価格だけで判断しないこと

価格は重要な要素ですが、安さだけで決めるのは避けるべきです。

なぜなら、安価な住宅は結露対策が不十分なケースがあるからです。

結露対策を行うためには、断熱・気密・換気システムを適切に導入することが重要ですが、どうしても材料費や施工費が嵩む傾向にあります。

それにも関わらず価格が極端に安い住宅は、これらのシステムが十分に整っていない可能性があるのです。

せっかく建てた住宅で結露が発生した場合、大きなストレスを抱えるのは明らかですし、カビが生えて健康を損ねるリスクもあるでしょう。

そのため、最初から適切な設備を導入することが賢明と言えます。

ハウスメーカーを選ぶ際は価格だけでなく、設備の能力にも注目し、総合的に判断することが大切です。

結露が起きる原因は「温度差」と「過度な湿度」

そもそも結露とは、空気中の水蒸気が冷たい物体の表面に触れた際に、凝縮して水滴となる現象です。

この現象は、飽和水蒸気量と密接に関係しています。

空気は温度によって含むことのできる水蒸気量が異なります。

温かい空気は多くの水蒸気を含むことが可能ですが、冷たい物質に触れると空気の温度が下がり、含むことのできる水蒸気量も減少するのです。

その結果、余分な水蒸気が水滴となり、冷たい物質の表面に現れます。

このように、結露は「温度差」と「過度な湿度」が引き起こす現象と言えるでしょう。

住宅における結露の例として、冬の寒い日に暖かい部屋の窓ガラスが曇ることが挙げられます。

これは、室内の暖かい空気が冷たい窓ガラスに触れて温度が下がり、水蒸気が水滴に変わったためです。

 

結露を防ぐには?建築後の対策

繰り返しになりますが、結露を防ぐには「温度差」と「過度な湿度」を解消する必要があります。

これらを解消する方法として、以下の3つが挙げられます。

①十分な換気を行う
→換気を行うことで余分な湿気を外に逃がし、結露発生を予防できます。

②部屋の中の空気を循環させる
→サーキュレーターなどを用いて空気を循環させると、壁や窓などが極端に冷えるのを防げるため、部屋の中の温度差が小さくなります。

③室内の水蒸気を抑制する
→洗濯物の部屋干しや加湿器の過剰使用など、生活の仕方によっては部屋の中に湿気がたまりやすくなります。

このような部屋の湿度を上げる行動を避けることで、結露を防止できるでしょう。

 

結露を防ぐなら長野県LTホームズの「ファースの家」

ファースの家リビング

高気密住宅はその気密性の高さから、換気が不足すると結露が発生するリスクがあります。

しかしファースの家なら、AIキットで家のすみずみまで換気が可能ですし、ファースシリカ
で湿気をしっかり吸湿できます。

このようにLTホームズの「ファースの家」なら、高気密・高断熱で結露に強い住宅を建てることが可能です。

また、私たちは「すべては一家族のお客様のために」という心と情熱を持ち、仕事に取り組んでおります。

ご相談から施工、アフターサポートまでお客様に寄り添い、丁寧にご対応させていただきます。

まとめ|結露しないハウスメーカーを選んで快適な家づくり

本記事のまとめは以下のとおりです。

・結露が生じる原因は「温度差」と「過剰な湿度」にある。

・結露を防ぐには、住宅内の室温を一定にし、湿度が過剰にならないようコントロールする必要がある。

・結露しない家を建てるなら、適切な換気・除湿システムが備わっている高気密高断熱住宅を選ぶのがおすすめ。

・価格が安いと、結露対策が不十分なケースもあるから気を付けること。

・LTホームズの扱うファースの家なら、高気密・高断熱で結露に強い住宅を建てることが可能。

 

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