トレーラーハウスは何年住める?戸建てとの違いを解説
近年トレーラーハウスの人気が高まっている中、この記事を読んで購入を考えてる方もいるのではないでしょうか?

トレーラーハウスって、何年住めるの?



一戸建てと比較してどうなの?
という疑問が出てくる方もいるでしょう。
この記事では、トレーラーハウスの耐久年数やメンテナンスなどを解説していきます。快適により長く住むためのポイントを紹介します。
トレーラーハウスの購入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
トレーラーハウスは何年住める?
結論から言いますと、トレーラーハウスは適切なメンテナンスを行うことで10年~20年使用することが可能です。設置場所やメンテナンス状況によりますが、30年住むことも可能です。
一般的な住宅は30年とされていますので、一般的な住宅に比べると年数は短くなります。しかし、車両ではなく建築物として基礎工事を行いメンテナンスをしていれば、30年以上住むことも可能になります。
トレーラーハウスの耐用年数(減価償却期間)は4年とされています。ただし、シャーシ部分とハウス部分が別々の構造になっているものは、シャーシ部分が4年、ハウス部分は『簡易建造物』であれば7年になります。これは、実際の寿命を示すものではなく、減価償却の観点から定められています。
LTホームズなら、新築建築のノウハウがありますので、新築と同様に耐久します。(電化製品などは除く)
トレーラーハウスと戸建てとの比較


トレーラーハウスと一般住宅で、購入を迷っている方もいるでしょう。
ここでは、トレーラーハウスと戸建てを比較して紹介します。
- トレーラーハウスとは?特徴を戸建てと比較
- メンテナンスの頻度と内容
- ライフスタイルへの影響
トレーラーハウスとは?特徴を戸建てと比較
トレーラーハウスとは、法律上「車両」として分類され、牽引して移動することができる住居のことです。一般的な住宅に比べて『不動産』に関する税金がかからないのがメリットです。
トレーラーハウスと一戸建ての比較を以下の表にしました。
トレーラーハウス | 新築一戸建て | |
---|---|---|
税金 | 自動車に関する税金 (自動車税・重量税など) | 不動産に関する税金 (固定資産税・不動産取得税など) |
初期費用維持費 | 【購入費】 500~1,000万円程度 【運搬費】 10から20万程度(距離による) 【設置費】 40万前後~ | 【購入費(土地と建物) 】 3,000万程度 【諸経費】 150~270万程度 |
耐用年数(減価償却費) | 4年(簡易建造物7年) | 30年以上(構造による) |
参照:減価償却費とは
メンテナンスの頻度と内容
ここでは、トレーラーハウスと戸建てのメンテナンスの頻度とその内容について解説します。
トレーラーハウス
一般的に5年ごとの「防錆加工」や「シーリング」のメンテナンスをするのがいいでしょう。特に、外壁や屋根が金属でできているため、湿気などの対策が重要になります。
代表的な内容は以下の通りです。
費用 | 頻度 | |
---|---|---|
シャーシ防錆加工 | 20〜40万円 | 5〜8年ごと |
シーリング | 10〜15万円 | 7〜10年ごと |
雨漏り対策 | 50〜80万円 | 10〜15年ごと |
戸建て住宅
一般的に10年ごとに、外壁の塗装や屋根の点検、シーリングの打ち替えなどの大きなメンテナンスが必要です。
また、5年ごとの小規模なメンテナンスが推奨されています。代表的な内容は以下の通りです。
費用 | 頻度 | |
---|---|---|
外壁塗装 | 130万円程度 | 10から15年 |
屋根交換 | 150万円程度 | 20年ごと |
水回りの交換 | 150万程度 | 15年ごと |
これらはメンテナンスの一部で、他にもさまざまあります。設置環境によってもメンテナンス頻度は変わりますので、あくまで目安として参考にしてください。
ライフスタイルへの影響
トレーラーハウスと戸建てでライフスタイルへの影響を解説します。両方の利点や欠点を比較していきます。
トレーラーハウス
トレーラーハウスは、タイヤがついている移動可能な住居のため、仕事や趣味、ライフスタイルによって居住する場所を変えることができる利点があります。しかし、地域との関わりが薄くなり孤独感を感じる人もいるかもしれません。
また、限られたスペースのため、シンプルな生活で充実感を重視する傾向が高まるでしょう。
戸建て住宅
戸建て住宅は、近隣関係を築くことができます。改築やリフォームでライフスタイルに合わせた住環境がつくれる利点があります。また、不動産として経済的な安定感を得ることができます。
しかし、定期的なメンテナンスに大きな額が必要なため、ライフスタイルに影響を与える要因になります。
長く利用するためにメンテナンスの必要性とその箇所
トレーラーハウスを長く利用するためには、定期的なメンテナンスが必要です。必要性と、この箇所を詳しく解説します。
- 外壁・屋根の防錆加工
- シャーシの防錆加工
- 壁紙・床材の張替え
- 外壁のシーリング


外壁・屋根の防錆加工
長い間、雨と風にさらされてきた外壁と屋根には、錆が発生します。錆は徐々にその部分が脆くなり、穴が開いてきます。そこから雨などが侵入し内部構造を腐食していきます。雨漏りの原因になりますので、しっかりと防錆加工をすることが重要です。
シャーシの防錆加工
シャーシ部分は鉄になります。はじめはサビ止塗装はされていますが、設置の際に塗装がはがれた場合は、放置すると錆が発生します。外壁や屋根と同じく、定期的な防錆加工が必要です。ハウス部分をしっかりと支えてもらうためには、定期的にメンテナンスすることが重要です。
壁紙・床材の張替え
古くなった壁紙や床材は、防湿性や防臭性が低下し、カビやにおいの原因となることがあります。カビやほこりの蓄積を招いて、アレルギーや呼吸器官の問題を引き起こす可能性があります。定期的に変えることで快適で安全な居住空間を維持することができます。
外壁のシーリング
シーリングは外壁の隙間を埋める役割があり、
紫外線に弱いとされています。そのため、定期的なメンテナンスを怠ると、劣化して壁にひびが入ったりはがれたりすることもあります。
トレーラーハウスのメリットとデメリット
トレーラーハウスを長く快適に使用するためには、どのようなメリットとデメリットがあるのかを以下で解説します。
- トレーラーハウスの魅力
- デメリットを知っておく
- 老後の住まいとしてトレーラーハウスを考える


トレーラーハウスの魅力
トレーラーハウスの魅力は、なんと言ってもコストパフォーマンスが高いことです。
一般的な戸建てと比べると、建築コストや税金、維持費の負担が少ないです。長期的に考えるとコストが抑えられるメリットがあります。
また、不要になった際は、中古として売却できます。移動ができるので、全国から買い手が探せるのもメリットです。
さらに、建築物と異なり、一般住宅が建てられない市街化調整区域でも車両として設置できます。
設置場所への出入り口が狭い場合は、クレーンを使用することもあります。事前に設置場所の道幅を確認することをお勧めします。
デメリットを知っておく
トレーラーハウスのデメリットとしては、一般的な戸建てに比べて長く住めないことです。
錆止めなどを怠ると雨漏りの原因になってしまいます。定期的なメンテナンスを受ければ、20年以上使用することができます。
そのため、トレーラーハウスに長く住むにはメンテナンスが欠かせません。
また、トレーラーハウスの設置場所は、その自治体の条件や基準を満たす必要があります。事前に希望している設置場所の条件を確認しておくことが重要です。
さらに、移動が可能でいろんな場所に設置できるメリットもあります。ですが、ライフラインが通っていない山奥では、都市ガスなどの利用は難しいです。その際は、ガスはプロパンガス、電気は太陽光発電、下水は浄化水槽を利用するとよいでしょう。
老後の住まいとしてトレーラーハウスを考える
子供が大きくなり、老後は楽しく自由に生活を楽しみたい方も多いのではないでしょうか。
トレーラーハウスは、自然豊かな場所でゆったりと過ごしたい方に向いています。
メリットは、不動産ではなく動産であるため固定資産税はかかりません。自動車に関する税金はかかりますが、固定資産税などと比べれば少額で済みます。また、維持費に関しても一戸建てに比べれば、頻度は多いですが低額で抑えることができます。
デメリットは、地面から玄関までが離れていることです。ウッドデッキや階段を設置しないと出入りができません。ですが、老後となると階段はつらく感じてしまうかもしれません。スロープや手すりをつける工夫が必要です。
トレーラーハウスの価格と予算


トレーラーハウスの本体価格は、普通アパートの1K程度のサイズで500万円前後です。
本体価格以外の諸経費としては、
- 運搬費用 10万円〜(距離による)
- 設置費用 (設置場所による、ジャッキ20万円〜)
- 作業員随伴費用(作業内容による)
また、車検付きの場合は、車検関連付帯費用(納車月による)が必要です。 大型の場合 は、公道を走るために特殊車両許可申請費用がかかってきます。
さらに、ライフラインを接続する場合は、電気や水道の引き込み料金も必要です。
以上が最低限必要な諸経費となりますが、設置場所や状況により追加費用がかかります。
運搬費や設置費だけでも100万円近くかかる場合があります。
どこに、どう住みたいかで、トレーラーハウスの予算も変わってきます。
まとめ|適切なメンテナンスで長期利用が可能!LTホームズにお任せください!


この記事では、トレーラーハウスが何年住めるのかを一戸建てと比較して紹介してきました。
一戸建てと比べて耐久年数は短いですが、メンテナンスを行うことで長期的に住むことが可能になります。
購入を検討している方は、トレーラーハウスについて十分に理解をしてから購入することをオススメします。もっと知りたい方や、実際に見てみたい方は、LTホームズにお気軽にお問い合わせください。
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